そもそも薬膳は、「なぜ」学んだほうがよいのか。

薬膳講座の情報が多すぎて、目的を見失っているあなたへ。
岩本

岩本です。
このブログを見つけてくださりありがとうございます。
今回は、そもそもの薬膳があるべき理由や、学ぶ目的について書いてみました。

SNSを見ていると、薬膳の講座や資格、認定制度など、さまざまな情報があふれています。

  • この講座を受ければ先生になれます
  • 薬膳で不調を改善

そんな言葉に触れるたび、ふと立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか。

あなたは、薬膳に何を求めていますか?
薬膳の先生になることでしょうか。
それとも、家族や自分自身の健康を守る事でしょうか。

薬膳の基本は家族を元気にするお母さんの食事です。
毎日の食事は特別なイベントではありません。

だからこそ無理なく続けられて、生活に簡単に取り入れられることが何より大切です。

情報が多いからこそ、最初に「目的」をはっきりさせないと、学びがブレてしまいます。

結論からお伝えすると、薬膳は資格取得のためではなく、家族の健康を日常で支えるために学ぶものだと私は考えています。

私たちの体は、とてもシンプルです。どんなに高価なサプリメントを摂っても、どんなに評判の良い健康法を取り入れても、体の材料になるのは、日々口にしている食べものだけです。

薬膳の基本的な考え方である

  • 食品の性質(寒・涼・温・熱)
  • 味(甘・苦・酸・辛・鹹)
  • どの臓器に働きかけるか

これらを知ることはとても大切です。
しかし、それを「知っているだけ」では、日常の食事に落とし込むのは難しいのです。

「この食材は体を温めます」「この食材は胃腸に良いです」

こうした情報は、すでに多くの方が知っています。
ですが、実際にはこんな疑問が残りませんか?

体は、食べた瞬間に変わるわけではありません。
消化・吸収・代謝というプロセスを経て、初めて「体の一部」になります。

薬膳の考え方にはそれぞれの臓器がお互いに関係しあっている、自然界とも関係している(整体観念)という考えがあります。
臓腑の考え方を知ることがとても重要になります。

家族の体調は、毎日少しずつ変化します。

  • なんとなく疲れやすい
  • 食欲が落ちている
  • 寝ても疲れが取れない

病院に行くほどではないけれど、気になるサイン。
そんなとき、薬膳の知識で、食事でできることが見えてきます。

「今日は胃腸が弱っていそうだから、消化の良いものにしよう」
「最近冷えやすいから、体を温める食材を意識しよう」

これは、特別な資格がなくてもできることです。
むしろ、家族の毎日を見ている人だからこそできるのが薬膳なのです。

もう一度お伝えします。

薬膳は、家族の健康を守るための知恵です。

食品の性質や効能を覚えるだけで終わらせず、

  • 食べたものが
  • 体の中でどう消化され
  • どのように使われているのか

ここまで理解できると、薬膳は一気に「生きた知識」になります。

岩本

次の食事で「この食べものは、体のどこでどう使われるんだろう?」と考えてみてください。
それだけで、学びの質は大きく変わります。